【レビュー】Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM × 銀座周辺スナップ【Vol.1】

今回はMマウントレンズの「Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM(フォクトレンダー アポランター)」を購入したので簡単な使用感や作例を記事にしてみました。

レビューと記載しましたがカメラ写真の知識は多少ある程度なのであくまで素人目線でのレビューになってしまう事をご了承ください。

参考までにご覧いただければ幸いです。

間違いやミスなどがありましたら気兼ねなくコメント下さい。

【記事内写真の撮影機材はこちら】
Leica M10 
Voigtlander APO-LANTHAR 50mm f2 Aspherical VM (フォクトレンダーアポランター)
・Adobe Lightroom Classic

購入までの経緯

LeicaM10を購入する直前までFUJIFILMのX-Pro3とフルサイズ換算35mm,50mmの単焦点レンズを使っていました。

単焦点レンズが好きで家族写真など日常生活スナップは35mm、1人で旅行や散歩は50mmをよく使っていました。

そして今回M10を購入する際にMマウントレンズの知識が少ない私だったので使ってみたいレンズや気になるレンズをゆっくり考えようと思いとりあえず万能な35mmのレンズ一本だけZEISS Biogon T* 2/35 ZMを同時に購入。

50mmのレンズは色々比較しながらゆっくり選ぼうとしていたのですが…大好きな街歩きスナップ時に35mmの画角が全くしっくりこずモヤモヤ。

やっぱり50mm欲しい」と考え出したら最後。

購入まではあっという間。

購入候補だったレンズ

今回50mmのレンズの購入候補に考えていたのがこちら。

散々悩んだんですがこれに決めました。決め手は手の届く価格レビューサイトなどで絶賛されているという事。

ほぼそれだけ。笑

シルバークロームのM10にシルバーのZEISS Planar T* 2/50 ZMが凄く似合いそう…と見た目だけで最後まで悩みましたが手の届く値段の範囲で1番高性能なレンズを使ってみたと思い今回は見送り。

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM スペック

購入はマップカメラさんで中古の美品を購入。

状態の表示は正確でいつも安心して注文できる。

埃が被ったまま撮ってしまった外箱写真。

スペックはこんな感じ。引用です。

フォクトレンダー史上最高性能の標準レンズとして市場投入されたソニー Eマウント専用レンズをベースに、フルサイズMマウントセンサーに最適化したレンズ。光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計により、標準レンズの価値観を一変させる性能を実現。引き締まったスタイルで、レンジファインダーカメラ使用時のハンドリングの良さも持ち合わせています。

標準レンズの価値観を一変させる性能を実現

こんな事書いてあったら試したくなるに決まってるじゃん。。。

焦点距離50mm口径比1:2
最小絞りF16レンズ構成8群10枚
画角46.2°絞り羽枚数12枚
最短撮影距離0.7m距離計連動範囲∞~0.7m
最大径×全長φ55.6×53.0mmフィルターサイズφ49mm
重量288gレンズフードLH-13(別売)

高性能を導き出す光学ガラスと機構部

8群10枚のレンズ構成のうち、異常部分分散ガラス2枚、両面非球面レンズ2枚を投入し、フローティング機構も装備しています。

異常部分分散ガラス、両面非球面レンズを2枚ずつ。さらにフォローティング機構も装備。

玉ボケ表現を楽しめる12枚絞り

12枚からなる絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8とF5.6でも円形になる特殊形状を採用。点光源などの“玉ボケ”を活かした作画が可能です。

F2、F2.8、F5.6で絞り羽根が円形になるとの事。

フォクトレンダーやツァイスのMマウントレンズはほぼ?フードが別売。

しかも結構高くて同時購入せずに後から買おうとすると少し躊躇してしまう。

COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 P IIとかNOKTON classic 35mm F1.4 IIの様な小さいレンズにフードは凄く似合ってかっこいいと思いますがVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMの様な全長の長いレンズにフードはあまり好きではないので今回は購入見送り。

外見・装着感

M10に装着するとこんな感じ。

前面のRGBカラーのラインが凄くかっこいい。外見で既に大満足。

うん。凄くかっこいい。

実物を触らずにレンズを購入するなんて初めてだったので少し心配だった大きさは全然許容範囲内。

持った感じのずっしりした金属の塊感が凄い。

絞りリングのクリック感もピントリングのヌルヌル感も気持ちいい。

同じくCOSINA製造のZEISS Biogon T* 2/35 ZMとほぼ同じ感覚。

銀座周辺散歩 ライカ銀座へ

購入してから初めての休日にライカ銀座へ行く用事があったので試し撮りも兼ねて銀座方面へ。

写真はDNGで撮っていますがレンズ補正など一切せずにM10プロファイルを当てただけのLightroom現像です。

液晶モニターでも感じる抜けの良さとスッキリクリアな写り。

開放からカリカリでシャープな写りが好きな私はもうこれだけで幸せ。笑

周辺光量落ちは結構ある。けどそれもあってか立体感がでている気がする。

レンズの個性を活かして立体感と味のある現像をするか、レンズプロファイルを当てて歪み周辺光量をきちんと補正してかっちりした現像をするかいつも悩む。

立体感。

大阪のアレみたい。

ライカ銀座へ到着。

目的はM10-P用の金属製のホットシューカバーの購入。

シルバークロームのM10に付属のホットシューカバーはプラスチック製の黒いカバー。

シルバーのボディーに黒いカバーが浮いている気がして凄く気になり出してネットで色々調べていたらLeica純正のM10-P用の金属製カバーが流用できると知ったので購入しに行きました。

店員さん事情を伝えたらすぐに用意してくれました。

値段もLeica純正なのに¥3,300税込と良心的な値段。即決。

LeicaM10用ホットシューカバー silver

なんで純正は黒なんだろうか?

上のレンズ紹介写真では既にシルバーに交換済みのM10を撮影していますので気になる方は戻ってご覧ください。

ギャラリーで展示も見学。

Leica製品の中古メンテナンス品も販売している事を初めて知りました。

値段も中古カメラ店とすごい差がある訳でも無いので場合によっては2年保証を考えたらLeica店で中古を買うのもありなんじゃなかと思いました。

おしゃれ。

カウンターで購入会計中の方やテーブルで相談している方など沢山いて忙しそうにしている中なのに対応していただいて感謝。

そしてこの後銀座周辺をVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMで撮り歩いたのでまとめて作例の記事にしたいと思います。

Leica銀座info