【レビュー】Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM【作例あり】

レンズ沼は恐ろしい。

LeicaM10ボディーにレンズを2本と立て続けに購入してしまったので金銭的にもうしばらくはレンズを買う余裕は無いので物欲もひと段落と思っていたのに…。

「この値段なら誤差の範囲!」とポチってしまいました。金銭感覚が完全に壊れてしまっている様です。

Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM カラースコパーを購入してしまいました。

《新品》 Voigtlander(フォクトレンダー) COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM(ライカM用)[ Lens | 交換レンズ ]〔レンズフード別売〕【KK9N0D18P】

購入の経緯

35mmレンズは ZEISS Biogon T* 2/35 ZM を持っていますが追加購入。

購入の1番の理由は好きなフォトグラファーが使っているからと言うことです。

やっぱり憧れている人と同じ機材を使いたくなるのは写真カメラ好きではあるあるですよね〜。

そしていわゆるパンケーキレンズが以前から欲しかったと言うのもあります。

M型ライカには小型軽量なレンズがベストマッチだと思っている私からすればこのレンズを試さないわけにはいかない…(本当はズミクロンが欲しい)

レビュー記事などを見るとなかなか高評価で開放からよく写るとの事なのですがこのサイズで本当に?と疑心暗鬼のまま購入しました。笑

Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM のスペック

基本スペックはこんな感じ↓

特徴

画面の隅々までシャープな切れ味と、豊かな階調表現を楽しめるパンケーキタイプの広角レンズ。薄いだけでなく、ピントや絞りなどの操作性を徹底して追求。機動力に優れた常用レンズとしてお使いいただけます。 

薄くても、高い操作性を実現

全長たった23mmの薄型ながら徹底的に操作性にこだわった新設計のレンズ鏡筒を採用。窪みに指がフィットする形状のフォーカシングレバー、クリック感の優れた絞りリングなど、しっかりした操作感を実現しました。

確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス

高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。微妙なピント調整を可能にしています。

COSINA 公式サイト
焦点距離35mm口径比1:2.5
最小絞りF22レンズ構成5群7枚
画角63°絞り羽枚数10枚
最短撮影距離0.7m距離計連動範囲∞~0.7m
最大径×全長φ55.0×23.0mmフィルターサイズφ39mm
重量134gレンズフードLH-4N(別売)

レンズの外観

購入店はもちろんみんな大好きマップカメラ。

購入時に中古がなかったので今回は新品を購入。

そもそも新品と中古の値段の差が¥3,000前後だったので今回は新品を購入予定でした。

箱が小さくて軽くて空っぽではないのか疑うほど。

めっちゃ小さい…。

やっぱりピントリングの突起は爪になっているタイプの方がかっこいいし操作し易い。

ZEISS Biogon T* 2/35 ZMの小さな突起タイプよりこっちの方が好み。

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMはそもそも無い。

めっちゃ小さい。(2回目)

手持ちのレンズとのサイズ比較。

左から Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMZEISS Biogon T* 2/35 ZMVoigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM

めっちゃ小さいと思っていたツァイスのレンズが大きく感じる。

やっぱりフォクトレンダーシリーズとツァイスシリーズの見た目はかっこいい。

M10に装着するとこんな感じ。

めっちゃ小さい。(3回目)

早速使ってみる

まだほとんど使えていませんが、後日家族で大宮にある鉄道博物館へ行った際に少し使用して見ました。

試し撮り程度の数枚しかないのでちょっとした参考程度にどうぞ。

鉄道博物館 THE RAILWAY MUSEUM
  • 〒330-0825 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番
  • 10:00~17:00 最終入館16:30
  • 毎週火曜日、年末年始休館

公式サイトはこちら

【記事内写真の撮影機材はこちら】
Leica M10 
Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM
・Adobe Lightroom Classic

東京駅からの新幹線往復券がセットのチケットを購入したので東京駅スナップ。

第一印象は解放からかなり良く写る。

あっという間に大宮駅。

地面に時刻表が描かれてるのが面白い!

ボケも悪くない。

息子が夢中で押していた非常停止ボタン。

絞るとしっかりカリッカリに。

少し使って見た感想

購入して間もないので数時間程度しか使っていませんがファーストインプレッションという形で良い所と気になった所をあげてみます。

良い所
  • 軽量コンパクトなサイズ感・デザイン
  • 開放からシャープ
  • ピント・絞りリングの感触
  • お手頃な値段

軽量コンパクトなレンズが欲しかったのでこのカラースコパーのサイズが素晴らしいと思います。

デザインも個人的にツボ。かっこいい。

そして小さいだけでなく写りも想像以上で開放からシャープ。数時間しか使えていないのですが今のところ開放での収差も気にならなくスッキリ写る印象。

ZEISS Biogon T* 2/35 ZMは光の強い所で開放で撮るとポワッとする感じがあまり好きではなかったのでこれから同じ条件で試して見たいと思います。

コシナのフォクトレンダーシリーズはピント絞りリングのぬるっとした操作感触が凄くいい。

そして値段。購入時の値段は新品で¥33,000前後。安い。

気になった所
  • ピントリング絞りリングの操作性
  • フードが別売り

これは仕方ないことですがコンパクトなレンズなので絞りリングやピントリングが若干操作しづらい感じがあります。

ただリングに指を引っ掛ける為の大きめな爪が付いているのできちんと操作できます。

手が大きい人はもしかしたら気になるかもしれないので購入時に試して見た方がいいと思います。

ZEISS Biogon T* 2/35 ZM のリングは小さな突起タイプなので個人的には Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM のような爪のタイプが好きです。

あとフードもZMレンズのシリーズに共通しているんですがフードが別売り。

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM のレビューの時にも書きましたがフードが別売りで尚且つお値段も結構高いので後から追加で購入するのは少し躊躇う。

まとめ

まだ数時間しか使っていませんが既にお気に入りのレンズ。

このレンズも優等生タイプで目立った癖のない堅実なレンズだと思います。

悪く言えば面白味のない?レンズに分類されるかも。

正直買う前は軽量コンパクトが売りで写りはイマイチだろうなと思っていましたがいい意味で裏切ってくれました。

そして同じ焦点距離のレンズを購入するのはもしかしたら初めてかもしれないんで ZEISS Biogon T* 2/35 ZM との使い分けに悩みそう。

日常スナップなどカジュアルに撮る時は Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM でしっかり撮る時や少しでも明るさが欲しい時は ZEISS Biogon T* 2/35 ZM で使っていこうかと思います。

※後日フードを購入しました。

Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM を使用した記事はこちら↓

《新品》 Voigtlander(フォクトレンダー) COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII VM(ライカM用)[ Lens | 交換レンズ ]〔レンズフード別売〕【KK9N0D18P】

Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VM のレビュー記事も書いています↓